仮想通貨・暗号資産

仮想通貨・暗号資産で買い物をした場合の勘定科目と仕訳例

法人で買ったビットコイン(仮想通貨・暗号資産)でテレビを購入した場合の勘定科目と仕訳例。

目次

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ビットコイン(仮想通貨・暗号資産)でテレビを購入した場合の勘定科目と仕訳例

ビックカメラでテレビを買いましたが、その時に法人で持っていたビットコインを使いました。これはどのように仕訳したらいいですか?
最近は仮想通貨・暗号資産で決済ができるお店が増えてきているみたいですね。決済手段としてビットコインなどを利用した場合の仕訳は法定通貨に比べると少し複雑になります。

内訳

  • テレビ 1台 200,000円
  • ビットコイン 0.2枚(ビットコイン0.2枚の帳簿価額80,000円、テレビ購入時のビットコイン0.2枚の時価200,000円)

法人で買ったビットコイン(仮想通貨・暗号資産)でテレビを購入した場合の勘定科目と仕訳例

借方科目 金額   貸方科目 金額
工具器具備品 200,000 暗号資産 80,000
    暗号資産売却益 120,000

ビットコインなどの仮想通貨・暗号資産で物やサービスを購入した時は、帳簿価額と決済時の時価の差額を暗号資産売却益・暗号資産売却損という勘定科目を作成して仕訳します。表示個所は営業外損益になります。

付随費用を含めて10万円以上のテレビは工具器具備品として資産計上して減価償却します。

経費になると思ってテレビを買ったのに、利益が出てしまうんですか!?
仮想通貨・暗号資産は決済時に含み損益が確定するので、タイミングによっては減価償却費以上の暗号資産売却益が出るかもしれませんね。

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仮想通貨・暗号資産の税金を計算するサービスがあります。損益だけなので時価評価は未だ対応していませんが、将来的には対応するようになるのではないでしょうか。

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その他の勘定科目

物やサービスの決済手段としてビットコインなどの仮想通貨・暗号資産を利用した時は暗号資産売却損益以外の勘定科目を使う事はありませんか?
仮想通貨売却損益でも良いと思いますが、暗号資産売却損益の方がベターです。

その他の勘定科目

  • 仮想通貨売却損益
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