在宅勤務手当を支給した勘定科目と仕訳例（実費精算）

2021年1月24日

新型コロナウイルス感染拡大防止のために従業員に在宅勤務をするようにしたことによる在宅勤務手当を支給した勘定科目と仕訳例。

在宅勤務手当を支給した勘定科目と仕訳例

新型コロナウイルス感染拡大防止のために従業員に在宅勤務をするようにしたため、該当社員について在宅勤務手当を支給することにしました。この在宅勤務手当はどのように仕訳をしたらいいですか？

在宅勤務手当の勘定科目と仕訳ですよね。在宅勤務手当については内容によって処理が違うので、注意が必要です。

在宅勤務手当の内容によって処理が違うんですか？

そうです。

在宅勤務手当は、通常必要な費用として支出したものをまずは仮払金で各人に支払って後日精算する方法で支給していますが、この場合はどうですか？

在宅勤務に通常必要な費用について、その費用の実費相当額を精算する方法で支給する場合ですね。

内訳

借方科目	金額		貸方科目	金額
仮払金	10,000	／	現金	10,000

在宅勤務手当を支払ったときは仮払金で仕訳します。

通常の仮払金精算の処理と同じように仕訳をします。

在宅勤務手当の支給時は仮払金以外の勘定科目を使う事はありませんか？

仮払金が一般的ですが、会社によっては社員仮払金等の勘定科目を設けているところもあります。

その他の勘定科目

在宅勤務手当の処理が複雑と言っていましたが、他の場合はどうしたらいいですか？

国税庁の資料があるので参考にして下さい。https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/0020012-080.pdf

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