従業員に金銭を貸したときの勘定科目と仕訳。
目次
従業員に金銭を貸した勘定科目と仕訳
従業員にお金を貸して翌月の給料から天引きする場合の勘定科目と仕訳
- 翌月給料の前借(翌月給料から全額天引き) 30,000
従業員に金銭を貸した時の勘定科目と仕訳例
借方 | 貸方 | |||
短期貸付金 | 30,000 | / | 現金 | 30,000 |
従業員に貸した場合は短期貸付金の勘定科目で仕訳します。
返してもらうとき(給料天引き)の勘定科目と仕訳例
給料150,000円、源泉所得税と社会保険料20,000円で従業員貸付の全額を給料から天引きする場合の仕訳と勘定科目は次の通りです。
借方 | 貸方 | |||
給料手当 | 150,000 | / | 現金 | 100,000 |
預り金 | 20,000 | |||
短期貸付金 | 30,000 |
このように従業員貸付の精算時に短期貸付金を貸方に計上します。
従業員にお金を貸して3年後に精算する場合の勘定科目と仕訳
- 従業員貸付 300,000
従業員に金銭を貸した時の勘定科目と仕訳例
借方 | 貸方 | |||
長期貸付金 | 300,000 | / | 現金 | 300,000 |
従業員への貸付期間が1年超のため長期貸付金の勘定科目で仕訳します。
返してもらうときの仕訳例と勘定科目
現金で精算してもらった場合の仕訳と勘定科目は次の通りです。
借方 | 貸方 | |||
現金 | 300,000 | / | 長期貸付金 | 300,000 |
なお、従業員貸付金には一定の利息を付けなければいけません。