新型コロナウイルス感染拡大防止のために従業員に在宅勤務をするようにしたことによる在宅勤務手当を毎月定額で支給する場合の勘定科目と仕訳例。
スポンサーリンク
在宅勤務手当を毎月定額で支給する場合の勘定科目と仕訳例
新型コロナウイルス感染拡大防止のために従業員に在宅勤務をするようにしたため、該当社員について在宅勤務手当を定額で支給することにしました。この在宅勤務手当はどのように仕訳をしたらいいですか?
在宅勤務手当の勘定科目と仕訳ですよね。在宅勤務手当については内容によって処理が違うので、注意が必要です。
そうです。今回の場合は在宅勤務をする従業員について、実際に要した金額に関係なく一定額を支給するということなので次のようになります。
内訳
- 在宅勤務手当 10,000円
- 源泉所得税 1,000円
在宅勤務手当を毎月定額で支給する場合の勘定科目と仕訳例
借方科目 |
金額 |
|
貸方科目 |
金額 |
給料手当 |
10,000 |
/ |
預り金 |
1,000 |
|
|
/ |
普通預金 |
9,000 |
今回のように渡切の在宅勤務手当については、給料手当で仕訳します。給料ですので源泉所得税の対象になります。
コロナで仕方なく在宅勤務をするのに給料で源泉所得税がかかるんですか!?
その他の勘定科目
渡切の在宅勤務手当は給料手当以外の勘定科目を使う事はありませんか?
給料手当が一般的ですが、会社によってはパートやアルバイトの在宅勤務手当を雑給で仕訳するところもあります。
在宅勤務手当のその他の処理
在宅勤務手当の処理が複雑と言っていましたが、他の場合はどうしたらいいですか?