会社で使っていたパソコンを社員に売却した場合の勘定科目と仕訳例。
目次
社員に会社のパソコンを売却した勘定科目と仕訳例
資産計上しているパソコンを売却した場合
会社で使っていたパソコンを社員に売却した。
- パソコンの当初購入価額 120,000円(帳簿価額20,000円)
- 売却金額 25,000円
社員に会社のパソコンを売却した勘定科目と仕訳例
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
現金 | 25,000 | / | 工具器具備品 | 20,000 |
/ | 固定資産売却益 | 5,000 |
工具器具備品として資産計上しているパソコンを売却した場合は、売却金額と帳簿価額との差額を固定資産売却損益で仕訳します。
資産計上していないパソコンを売却した場合
会社で使っていたパソコンを社員に売却した。
- パソコンの当初購入価額 90,000円(購入時は消耗品費などで処理)
- 売却金額 25,000円
社員に会社のパソコンを売却した勘定科目と仕訳例
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
現金 | 25,000 | / | 雑収入 | 25,000 |
パソコン購入時に消耗品費などで費用処理しているパソコンを売却した場合は、売却金額を雑収入で仕訳します。
社員に売却する場合
基本的に売却先が社員であってもPCショップに売却する場合と同じように仕訳しますが、売却額が過度に安い場合は給料と言われる可能性があります。