年末調整で辞めた従業員の源泉所得税を追加徴収する場合の勘定科目と仕訳例。
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辞めた従業員の源泉所得税の徴収漏れがあった場合の勘定科目と仕訳例
年末調整をしようとしたところ、夏ごろに辞めた従業員の源泉所得税の徴収額に誤りがあることが判明しましたが、これはどのように仕訳をしたらいいですか？
辞めてしまった従業員の源泉所得税の徴収についての仕訳を説明します。
内訳
- 源泉所得税の徴収漏れ額 5,000円
辞めた従業員の源泉所得税の徴収漏れがあった場合の勘定科目と仕訳例
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
| 立替金 | 5,000 | ／ | 預り金 | 5,000 |
辞めてしまった従業員の源泉所得税の徴収額は立替金で仕訳します。
借方は立替金なんですか？
雇用主には源泉徴収義務というものがあるので、辞めた従業員の源泉所得税は一旦は雇用主が立替えて納付しないといけません。
この立替金はどうしたらいいの？
辞めた従業員に連絡して返してもらわないといけませんが、現実的ではないですよね…。
辞めた従業員から源泉所得税の返金があった場合の勘定科目と仕訳例
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
| 現金 | 5,000 | ／ | 立替金 | 5,000 |
辞めた従業員から源泉所得税が返ってきた場合はこのように仕訳します。
その他の勘定科目
辞めてしまった従業員の源泉所得税の徴収額は立替金以外の勘定科目を使う事はありませんか？
会社によっては仮払金や未収入金などで仕訳するところがあります。
その他の勘定科目
- 仮払金
- 未収入金
