敷金は、賃貸借契約に基づき支出した金銭で契約終了や解除の際に返還される部分を計上する勘定科目です。なお、退去の際には原則として全額返済されるが、賃借物件に損害が認められる場合には一部差引いて返金されます。
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貸借対照表:投資その他の資産
仕訳例
賃貸借契約により敷金300,000(内返還されない部分100,000)を支払った。
借方 | 貸方 | |||
敷金 | 200,000 | / | 現金 | 300,000 |
長期前払費用 | 100,000 | / |
具体例
- 賃貸借契約による敷金、保証金のうち返還される部分
返還されない部分は、長期前払費用等で仕訳処理します(契約期間又は5年の均等償却)。なお、敷金は差入保証金で仕訳処理しているところもあります。